鞆カレンダー

鞆の浦では、年間を通して様々な行事やイベントが行われています。
移り変わる四季とともに見所満載の町をお楽しみください。

春の鞆の浦

5月
鞆の浦観光鯛網(かんこうたいあみ)

産卵のため鞆の浦沖へとやってくる桜鯛の群れを追う伝統の漁法「鯛網(たいあみ)」。

鞆の浦に約380年前から伝わるこの漁法は、航海の安全と大漁を願う樽太鼓と大漁節が響く中、弁財天の使い「乙姫」が大漁祈願の舞を踊ることから始まり、手船という小さな船で弁天島の弁財天に祈願して出漁。古式そのままに網がしぼられます。

その一連の古式を観光船に乗って間近に体感できるのが観光鯛網です。

問合せ先:福山観光協会(084-926-2649)
5月
弁天島花火大会

瀬戸内に初夏が訪れる5月の終り、弁天島の空に花火が打ち上げられます。対岸には夜店が軒を連ね、海上に映える多彩なイルミネーションは瀬戸内の港町ならではの情緒をかもし出します。

問合せ先:福山鞆の浦弁天島花火大会実行委員会(福山市観光課)TEL(084)928-1042

夏の鞆の浦

6月
夏越の大祓(なごしのはらえ)

鞆の人々に『祇園さん』として親しまれている沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)では, 6月30日(日)17:00~【夏越の大祓】が行われます。 大祓とは,罪やけがれや災いを除く為に年二回6月(夏越の大祓)と12月(師走の大祓)の 晦日に行う神事です。 沼名前神社の祇園宮でも,6月30日夏越の祓に茅の輪くぐり神事があります。

問合せ先:沼名前神社 TEL(084)982-2050
6月
お手火神事

夏祭の神輿渡御の前夜、境内・町内の清祓、氏子・参拝者の病気厄払いとして斎行され、約150kgの大松明三体を、拝殿までの大石段を担ぎ上げる勇壮な火の祭典。福山市無形民俗文化財です。

問合せ先:沼名前神社 TEL(084)982-2050
8月
淀姫神社例祭

淀媛神社は、鞆の港の西側・明神岬の上にひっそりと鎮座する沼名前神社の境外社です。

秋の鞆の浦

9月
渡守神社秋例祭(わたすじんじゃあきちょうさい)

九月中旬の金~日曜。渡守神社の祭神は「大綿津見命(おおわたつみのみこと)」で、万葉集によれば「海路平安」信仰を集めた海神とされています。 例祭1日目は、この神が神輿(山車のことをチョウサイといいます)で当番町へ渡御されます。

9月
八朔の馬出し

子どもの成長を願い、大小の『朔の馬』(荷台付き馬の模型)がゆったりと港町の町並みを、太鼓の響きと共に行進します。

冬の鞆の浦

12月
鞴祭り(ふいごまつり)

「ふいご」は鍛冶の際に使われる送風機で、鍛冶職人たちはふいごを大切に思ってきました。そのため、鉄工業の祭を全国的に「ふいご祭り」(たたら祭り)といいます。

2月
お弓神事

矢を放って一年の悪鬼を祓い、民の無病息災を祈る、格式高い年頭行事。第十四代・仲哀天皇の后である神功皇后が、『稜威(いづ)の高鞆』(弓を射る時に身に付ける武具)を奉納したという故事に由来します。

2月
町並ひな祭

江戸時代の風情が残る鞆町内の商店や町家に代々伝わる雛人形が町中に展示されます。鞆の浦歴史民俗資料館、国重要文化財の太田家住宅や市重要文化財の鞆の津の商家,町家など約100ヶ所。江戸時代末期の「七段飾り」、明治期の「御殿飾り」など時代物の豪華な雛飾りが見られます。

問合せ先:鞆・町並ひな祭実行委員会(事務局:福山市鞆の浦歴史民俗資料館)TEL(084)982-1121
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